むし歯や歯周病、ケガなどで歯を失ってしまった時に、抜けたまま放置してしまうと、口腔内環境や全身の健康に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
歯を失ってしまった時には、できるだけ早く入れ歯や他の適切な治療法を検討することが重要です。
歯を補うことにより、お口の健康と全身の健康、そして生活の質を維持することができます。
歯が抜けた際に、治療を行わず放置した場合、下記のようなデメリットが考えられます。

入れ歯は、失った歯の機能を回復し、正しいかみ合わせと美しい笑顔を取り戻すためにとても重要です。
お口に合った入れ歯は、食事や会話の質を改善し、日常生活の快適さを大きく向上させます。

入れ歯は、変化する患者さんのお口の中の状態に合わせて、調整しながら使っていくものです。
「入れ歯が合わなくなってきた」とお感じの方は、がまんせずにご相談ください。
入れ歯のフィット感の調整やかみ合わせの改善、修理を行います。

保険適用のため、経済的負担を抑えることができます。
選べる素材に制限があります。
強度や耐久性に劣るため、破損する可能性がありますが、プラスチック素材なので修理しやすいです。

保険診療の入れ歯例
●バネ+プラスチック
バネで固定する一般的なタイプです。
入れ歯の位置によっては、目立ってしまう可能性があります。

●レジン床義歯
レジン（プラスチック）素材の床を使用した入れ歯です。
厚みがあるため、違和感を感じる方もいらっしゃいます。

素材を自由に選ぶことができるため、自然な見た目の入れ歯や食べ物の温度を感じやすい入れ歯などを作ることができます。
保険適用外なので、保険診療の入れ歯よりは高額です。

自由診療の入れ歯例
●ノンクラスプデンチャー
金属のバネを使わないため、見た目が自然な部分入れ歯です。
隣り合う歯にバネをひっかける必要がないので、他の歯に負担をかけません。

●金属床義歯
床の部分に金属を使用しているため、耐久性に優れています。
また、温度が伝わりやすいため、お食事やお飲み物をおいしく感じることができます。